ベラージオのガーデン

 ベラージオのボタニカル・ガーデンに初となる『日本の春』をテーマにした庭園がお目見えし、26日に発表を祝うセレモニーが開催された

 

季節ごとに違った装飾が楽しめると観光客のみでなく現地の人も足を運ぶラスベガスでも人気のスポットConservatory & Botanical Garden/コンザベートリー&ボタニカル・ガーデン。Bellagio/ベラージオ・ホテルのチェックインカウンターの隣に設けられた庭園では季節ごとにそれぞれテーマの異なったデザインが施され、新年を祝うチャイニーズ・ニューイヤー、木々花々が鮮やかに彩られるスプリング、星条旗をあしらった夏のインデペンデンス・デイ、収穫祭を迎えた秋のハローウィーン、一年でもっとも賑やかなクリスマスシーズン。と、豪華絢爛な装飾が四季を彩っている。

 そして、今回初の試みとして『日本の春』をテーマにした庭園が作製され、3月26日にベラージオ・ホテルの社長であるRandy Morton/ランディー・モートン氏や名誉日本国総領事Kathleen Blakely/キャサリン・ブレイクリー氏などが出席し、メディアを招待した披露セレモニーが開催された。セレモニーの中でモートン氏は「日本の春は本当に息を呑むほど美しく、世界中からお越し頂いたゲストの方々にこの比類ない文化的な体験をしていただけることにとても嬉しく存じます。このプロジェクトにあたり、弊社の園芸とイベントデザインチームが8,000キロ以上旅して、東京や京都の庭園を研究し、日本文化の最もわかりやすい特徴的な要素を数多く取り入れ、かつダイナミックな解釈でもって魅惑的な日本の春を表現しました。」と延べ、庭園の出来栄えにも自信の覗かせた。

 この庭園では、日本の最も象徴的なランドマークが再現されており、新鮮なチューリップ、ラッパスイセン、キンギョソウといった何千本もの花に交じって、伝統的な盆栽が存在感を出しています。また、毎日午後4時半~6時の間、会場内の浮桟橋で日本の音楽がライブ演奏され、魅力的な雰囲気に花を添えます。

 庭園の西側にあるウエストガーデンは、京都の有名な金閣寺にヒントを得た高さ約8メートルの日本の寺が中心となり、敬虔な雰囲気を漂わせています。穏やかな水辺に立つこの荘厳な寺院は、伝統的な障子とその木枠を彷彿させる金色の薄板で精巧に造られています。

 イーストガーデンでは、300個のアクリル製の花や葉で優雅に飾られた、高さ18.5メートルの桜の木がゲストお迎えします。この木の根元では、静かな池の中で75匹の鯉が泳ぎ、一方でつくばいの水が5メートル上から滝となって流れ落ちています。また、1万5,000本もの新鮮な切花を組み合わせた華麗な作品が2点用意されました。1つは高さ約1.8メートルの堂々とした鶴で、もう1つは長さ約2.1メートルの亀です。花で装飾された動物たちは、中空に吊るされた35本の手書きの色鮮やかな番傘が作り出す日陰をあたかも楽しんでいるかのように展示されています。

 サウスガーデンでは、黄金の砂の枯山水の中に伝統的な日本風の茶室が立ち、展示の素晴らしさを存分に味わえるようになっています。竹や天然の丸太に、アクセントとして鉱物の銅を使って特注した高さ約3.7メートルの建造物は、日本古来の茶道を称えるものです。

 茶室からほんの少ししか離れていないノースベッドは、藤やブーゲンビリアからなる吊るし型のガーデンとなっています。その下には石の様々な抽象的な芸術作品が陳列され、その一つ一つが富士山、鶴、亀など日本の文化的アイコンを表しています。静謐な情景の中に石灯籠が置かれ、庭園を照らし出し、瞑想的な雰囲気を醸し出すのに一役買っています。

 2015年5月11日まで公開されるこの日本庭園は、日本の憲法記念日、こどもの日、みどりの日などいくつかの重要な祝日を祝う「ゴールデンウィーク」のクライマックスを飾るものとなります。

 この室内庭園は、名古屋在住の庭園デザイナーとして知られる野村勘治氏のアドバイスを得て、ベラージオの園芸チームとMGMリゾーツ・インターナショナル・イベント・プロダクションが協力して作り上げたものです。なお、この室内庭園は、入場無料、年中無休となっています。

 
       
場所 Conservatory and Botanical Garden
コンザベートリー・ボタニカル・ガーデン
ホテル ベラージオ/Bellagio:3600 S Las Vegas Blvd
期間 2015年3月20日~5月11日
住所 3600 Las Vegas Blvd. South,
Las Vegas, NV, 89109
営業時間 24時間
料金 無料