交通機関情報

テルやレストラン入口で係の人に鍵を渡して車を駐車しておいてもらうValet Parkingってどういうシステム?

 

 アメリカの高級ホテルやレストランは入口に車を着けると係の人がドアを開けてくれて「Valet Parking Only」と言われたり、「鍵を頂戴」といった仕草をされたりする事があり慣れない人は「駐車代はいくら取られるのだろう・・・」と、不安になってしまう事も無きにしも非ず。実際にアメリカに住んでいる人間でもこの駐車システムには慣れていない人も多く、アメリカ在住の日本人ですら「Valet Parking」は「バレットパーキング」なのか「バレーパーキング」と発音するのが正しいのか二手に分かれる。「Valet」の語源は中世のラテン語やフランス語で「使用人」「従者」を意味する「Vassus」「Va(s)let」にあるようで、発音からすれば「バレッーパーキング」とTを残さない言い方の方が近く、Tを発音する日本語ならではの「ナゲット」や「バケット」に似た「バレット」という発音は和英語なのかもしれない。

 このValet Parkingにも大きく分けて2種類あり、有料のものと無料のものとに分かれる。聞いたところによるとValet Parkingのサービスを提供する会社というものが存在し、レストランやホテルはこの会社に依頼をして来客者が駐車に困る事なくスムーズに入店出来るようなサービスを提供している。と、なるとValet Parkingの会社というのも利益を得なくてはいけないので、当然来客者からValet Parking代としていくらかを受け取りサービスを提供する。しかし、必ずしも有料という訳でもなく、イベントなどの際には主催者から既にValet Parkingの会社と契約し支払いをしている場合もあるので、その場合には無料でサービスを受けることが出来る。有料、無料どちらの場合にもアメリカならではのチップは気持ちとして手渡す必要があり、あくまでもチップなので強要されることはないが、車を取りに戻った時に最低でも$1から$2、無料サービスの場合には$5くらい手渡すのがマナーとして知られている。

 ラスベガスでは近年カジノホテルの駐車場の有料化が進んでおり、どのホテルでも以前であればチップだけで対応してくれていたValet Parkingも有料となりホテルによって料金は異なるが$15~$20の料金が掛かるようになった。高級なレストランやホテルに駐車する場合でも、一応プロが対応してくれるとは言えど貴重品などを車内に残すのは危険だという認識は必要。実際にValet Parkingの従業員が何かを盗む、という事は可能性としては低いと考えられるものの、自分の車でないとどうしてもボタンを押して鍵が締まっていると思っていても、助手席のカギが締まって居なかったり、窓が開けっぱなしになっているのを忙しくて閉め忘れていたり、そしてその間に何者かに荷物を取られたなんて事例もあるので必ず荷物は車内に残さず携帯する必要がある。万が一、預けている間に車が破損したりすればValet Parking会社の保険で対応してくれるが、貴重品の損失などは証拠がない限り立件するのは難しいので要注意。ラスベガスのストリップは安全というイメージがあるが、スキを見て車上荒らしを行ったりする輩がいる事も間違いない事実なのでValet Parkingを利用するときだけでなく車内に貴重品は残さない事をお勧めします。そして、Valet Parkingの場合には鍵を渡すとチケットをくれるので、このチケットも紛失注意!チケットを紛失してしまったから車を出せないなんて事にはならないが、忙しいレストランの駐車場なんかであれば車を持ってきてくれるまでに時間が掛かったり、トラブルにも発展しかねないのでくれぐれもチケットは無くさぬよう注意が必要です。