レストラン情報

　ラスベガスにも数ある日本食レストランの中で日本人がオーナーシェフを務める数少ない優良店としてオープン以来、現地ラスベガスの人から人気を博しているハイエンドな日本食レストランSen Of Japan/鮮・オブ・ジャパン。

　ラスベガスストリップからは車でも20分ほどを有するラスベガス一の高級住宅街サマリンに軒を構え、元テニス選手のアンドレ・アガシなどセレブリティーの常連客も多い人気店。店内は寿司カウンターとテーブル席に別れており、寿司カウンターでは日本から空輸で入ってくる新鮮な魚などまるでラスベガスの砂漠のど真ん中とは思えない程の品揃えが人気。日本人の常連客も多く、このお店で日本の味を覚えた常連客のリクエストにも応えられるようにと常時サバやアジなど日本らしい光物の魚を置いてあるのも、ラスベガスでは珍しく、オーソドックスな江戸前のお寿司のシャリには赤酢を使うほどの拘りを持っている。

　伝統的な仕事の中にも新しい料理の要素を取り入れたコンテンポラリー料理を提供するのもこちらのお店のこだわり。素材や料理によって使い分けるソースは十数種類にも及び、イタリアンの要素を取り入れたビネグレットソースやバジルソース、女性に人気のマンゴーのソースなどフレンチ顔負け。

　こちらSen of Japanのシェフは以前NOBUにて厨房を任せられていた人間でもあり、NOBUよりも格段と安い料金にて同じクオリティーの料理が楽しめるというのも人気の所以。日本の伝統的な手法はそのままに、ラスベガスではラスベガスらしくアメリカ人にも食べやすい工夫を凝らし、なおかつ日本人が来てもおいしいと思えるそんな料理を提供しており今では州外、海外からの観光客もわざわざタクシーにて訪れるほどの人気ぶり。ザガットやミシェランはもちろんの事、インターネット上でもかなりの好評価を得るなどラスベガス通の方は是非知っておきたい隠れた名店。

　ラスベガスのストリップからはタクシーでの移動が必須だが、ストリップのホテル内で食事をするよりはタクシー代を払ってでもかえって割安かもしえれない。特に毎日22時以降にはハッピーアワーを実施しており、お寿司各種、その他人気のディッシュがかなりお得な料金で楽しめる。また深夜2時(ラストオーダー1時)まで営業しているのもうれしい限り。