エンターテイメント情報

　Encore at Wynn Las Vegas/ アンコール・アット・ウィン・ラスベガス内のナイトクラブ「XS/ エクセス(エックスエス)」は、ヒューマンボディの曲線美をコンセプトに、ゴールドを基調としたグラマラスなインテリアが特徴。インドア面積1千平方メートルとラスベガスのクラブとしては小さめだが、メインのダンスフロアでは3メートルの巨大シャンデリアがミラーボール代わりにゆったりと回転し、ゴールドのきらめきをさらに印象的なものにしている。またプールエリアは室内の2倍以上の広さとなっており、また室内のどこからでもシームレスにプールエリアへアクセスできる、開放感のある造り。シーティングも多く設置され、特に夏場はこちらがメインに盛り上がる。

　一般客向けではないものの、XSの目玉と言えば、世界一高いカクテル「Ono/ オーノー」。その値段、なんと1万ドル(約80万円)。ドンペリの中でもさらに格上の「Dom Peringon Oenotheque/ ドン・ペリニヨン・エノテーク」とキング・オブ・コニャックと謳われる「ルイ13世ブラックパール」にオレンジジュースをミックスした最高級カクテル。宝石のようなカットも美しい特製グラスに注がれたカクテルが、これまたきらびやかな特製ゴールドトレイに乗せられて、にぎにぎしく登場する。このオーダーには、むしろこちらがメインかもしれないオマケがついており、黒真珠のペンダントヘッドとXSのチャームがついた18金ホワイトゴールド・ネックレスかモンブランのシルバー製カフスボタン（XSのロゴ入り）のどちらかが選べる。驚きなのは、そんな高価なオーダーでも、最低月2回は入るということ。”XS”という名前には「十分過ぎるなんてことはない」という意味が込められているのだが、なんとなくうなずける。ただし、リッチな雰囲気を保つため、ドレスコードは他のラスベガスのナイトクラブと比較しても厳しく、門前払いをくわないよう服装には気をつけたい。

　またクラブミュージックシーンを常に牽引しUsher/アシャーやJessie J/ジェッシー・ジェイ、Chris Brown/クリス・ブラウンなど超有名アーティストとのフィーチャリングでヒットチャートをも賑わしているDJ David Guatta/デイビッド・ゲッタや日本での知名度も高くネズミの被りモノがトレードマークのDJ deadmau5/デッドマウスが2012年の1年間はXSやBeachclubなどWynn、Encoreの専属DJとなったことでも話題になっている。
※Deadmau5の記事はこちら

※記事内の金額は1ドル=80円換算