ラスベガスダウンタウン フリーモント通りの巨大電光スクリーン・アトラクション Fremont Experience
ラスベガスの観光名所といえばもはやストリップが定番だが、ラスベガス発祥の場所ともされるダウンタウンにも必ず一度は行きたい観光名所が存在する。数々のテレビや雑誌などのラスベガス特集では必ずといっていい程取り上げられているので、一度は目にした事もあるはず。
現在ラスベガスストリップには数多くのアトラクションカジノが建設され、それ以前のラスベガスを築き上げてきたダウンタウンのカジノが経営不振お陥った。そして、その打開策としてダウンタウンへの集客を目的に、ダウンタウンにあるホテル企業や市が共同で建設されたのがFremont Street Experience(フリーモント・ストリート・エクスピリエンス)。
ラスベガスストリップ最北端にあるストラトスフィアー・タワーより更に数キロ北上した所に位置するラスベガスダウンタウン。その中心になっているのが、フリーモント・ストリートである。フリーモント・ストリートとラスベガス大通り(ストリップ)の交差点を中心に、フリーモント・ストリートが東西凡そ500メートル歩行者天国となっており、天井は1250万個の発行ダイオードで出来た電光スクリーンで覆われている。
この電光スクリーンは高さが凡そ30メートル、全長450メートルにも及び1時間に一度音楽に合わせて天井に映像が流れる”Viva Vision”と名付けられたアトラクションが開催される。近辺にあるカジノの灯りはその都度、消され暗闇に浮ぶ巨大な映像と音楽の芸術はアメリカならではのアトラクションである。
アメリカの一大イベントである独立記念日や大晦日などは花火の映像が流れると共に、フリーモント・ストリートに設けられた特設ステージでのライブや実際の花火も打ちあがるなど大規模なイベントが催される。アトラクションは毎日暗くなり始めた18時から深夜0時まで1時間毎に開催され、その都度違う音楽と映像が楽しめる。Viva Visionもその都度違うテーマを持っており、”A Tribute to Queen”と題され、クィーンの映像と楽曲をメインに行ったり、そのほかにもKissの楽曲やマドンナにもカバーされているDon Mcleanの”American Pie”などなど、楽しませる工夫がされている。
ラスベガスストリップからはとても歩いていける距離ではないので、タクシーを利用するかストリップの各所から出ているGold Lineというバスの利用をお勧め。ストリップのカジノと違いダウンタウンのカジノは殆どの駐車場が有料であるが、Golden Nuggetホテルの有料駐車場に駐車しホテル1階カジノCasherの所にあるParking Validationのスタンプを押して貰えば通常$3/時間の駐車料金が無料になる。しかし、Golden Nuggetホテルに行った事がない人にとってはParking Validationスタンプの場所を見つけるのが難しい可能性がある。
アトラクション: | Fremont Street Experience (フリーモント・ストリート・エクスピリエンス) |
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料金: | 無料 |
写真撮影: | 可能 |
場所: | ラスベガス・ダウンタウン Fremont St.とLas Vegas Blvd交差点近辺 |
開催日: | 毎日 |
時間: | 6pm-0am ※7pm開始の日も不定期であり |
楽曲: | 6pm: Signs of Life-JVH 7pm: Bad to the Bone 8pm: American Pie 9pm: Doors Strange Days 10pm: Queen Tribute 11pm: KISS Over Vegas 12am: Area 51 ※2010年12月現在 ※予定なく変更あり |
場所の確保: | 10分前 |