映画会社であったMGMのシンボルとして長く親しまれてきた”レオ・ザ・ライオン”。現在のMGMホテルが映画事業から手を引いたのちにもMGMのシンボルとして引き継がれ、トロピカーナ通りとラスベガス大通にある大きなライオン像はラスベガスを象徴するシンボルでもあった。MGMホテル内に設けられたLion Habitat/ライオン・ハビタットはガラス越しに実物のライオンを見ることが出来るアトラクションとしてガイドブックやテレビでも紹介されるなど1つの観光スポットとして長く人々を楽しませてきた。
そんなライオンハビタットが2012年1月いっぱいで終了する事がこの度決定した。1999年にオープンしてから凡そ12年間ラスベガスの観光スポットとして人気を博して来ただけに、ライオン達が去った後のMGMはどのように変化していくのだろうか。
MGMは2011年の10月より凡そ160億円をかけた大規模なリノベーションを決行しており、ライオンハビタットの終了もこの計画の一環とのこと。現在ライオンハビタットにいるライオン達はThe Cat Houseと呼ばれるラスベガス郊外の施設に引き取られるが、ライオン飼育の為だけに建設されたライオンハビタット自体がどのような変貌を遂げるのかは現時点では未定。ライオンハビタットが無くなった後もMGMのシンボルマークやラスベガスの象徴にもなっているライオン像はそのまま残る予定ではあるようだが、今後どのようなリノベーションが施されるのか引き続き注目される。
ホテル名 | MGM Grand MGMグランド |
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アトラクション | Lion Hibitat ライオン・ハビタット |
住所 | 3799 Las Vegas Boulevard South Las Vegas, Nevada 89109 |
終了日 | 2012年1月31日 |