Park Tour Services, Inc.

　昨年2011年の3月よりラスベガスでの公演を再スタートしたセリーヌ･ディオン。公演開始から1年以上が経過した現在でも人気は衰えるどころか評判がさらなる評判を呼び連日満席続きの大盛況を迎えている。しかしそんなセリーヌに思わぬハプニングが発生。先週から喉の不調を訴えていたセリーヌは22日水曜日の公演を開演の2時間前に急遽キャンセルし、その後も一向に回復の兆しがなく今回3月18日まで予定されていた公演を全て中止する決定をした。

　今回キャンセルになる公演は2月28日~3月18日までの全13公演で、既にチケットを購入を購入されているお客には返金の手続きが行われるようでコンサートの振り替え公演などは今のところ決定していない。3月18日以降は6月まで公演が一時休演する予定であった為、当初は3月18日までの公演はなんとしてでも終わらせたいと語っていたセリーヌだがやはり、声帯にはかなり無理が掛かっていたようで本人の意向とは裏腹にドクターストップが掛かってしまった。

　セリーヌ本人も「自分で思っていたよりも事態は深刻で、とても残念ではありますが6月の公演までには回復して再度ファンの方達の前に立ちたいと思います。失望させてしまい、本当にごめんなさい。」とのコメントを残しており、またラスベガスのファンを魅了してくれるセリーヌの元気な姿が待ち遠しい。

　 　

　Japan Nite　2012/ジャパン･ナイト2012。”日本の夜”と銘打たれたイベントがラスベガスストリップにあるHard Rock Cafe/ハードロック･カフェにて3月22日開催される。ハードロック･カフェと言えば世界展開を行っている言わずと知れたレストランチェーンでもあり、ここラスベガスストリップの店舗ではライブが開催できるベニューも併設されそのコンセプトでもあるアメリカンダイナーとロックを融合した造りになっている。

　そんなハードロック･カフェにて3月22日に開催されるジャパン・ナイトとは日本の音楽を世界に紹介する事が目的のイベントでありSXSW Asiaによって毎年行われている。近年海外では日本の音楽や文化へ興味を持つ若者が多く、日本国内で浸透しているメディアのみならずこうした海外でのインディーズバンドなどの活動が高く評価されている結果とも言われている。

　今回は3月16日のテキサス公演を皮切りに、シカゴ、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルスそして最終公演が行われるラスベガスまで全米6箇所を巡るツアーが予定されている。今回出演が予定されているバンドは日本での知名度こそ高くないものの海外でも評価を得ているユニーク且つ実力派の面々がラインナップされている。津軽三味線とギター、そして刀を持って独創的なダンスで表現するパフォーマンスグループKao=Sをはじめ女性3人組のガールズバンドZZZ's、関西を中心に活動し海外でも高い評価を得ている10人＋αからなる”ブルータル･オーケストラ”Vampillia,メンバーが京都大学在学中に結成された異色のバンドNokies!など今後の活躍が期待される面々がラスベガスに集結する。

　チケットは既に発売が開始され、一律の$15より。入場制限は18歳以上となっているので、入場時にはIDをお忘れなく。日本の若者がエンターテイメントシティーラスベガスにてどのようなパフォーマンスで目の肥えた観客を沸かせるのか、ファンでなくても必見のコンサートであることは間違いない。

　今回ライブが行われるハードロック･カフェとは別にラスベガスにはストリップから車で10分ほどのところにもHardrock Hotel/ハードロック・ホテルと言う同系列のホテルカジノが存在するが、今回Japan Niteが開催されるのはストリップ沿いのハードロック・カフェなのでお間違いのない様に。

　 　

　1980年、テキサスはオースティンで初店舗をオープンしたWhole Foods Market/ホールフーズ・マーケットは今ではアメリカ、イギリスに310店舗をも展開するナチュラル志向オーガニックフードスーパーマーケットのリーダー的存在として君臨するまでになった。ホールフーズで取り扱われている食品はグルメフード、自然食品、オーガニックフード、ベジタリアンフード、輸入食品、各種ワイン、ユニークな冷凍食品など、その豊富な種類でたくさんの顧客をつかんでいる。

　また、肥満の原因のひとつとも言われているプロセスフード（チーズ、菓子類、ソース、ジュース、缶詰等）に含まれている人口成分をできるだけ取り除くというコンセプトもヘルシー志向のアメリカ人に広く受けいられている。

　どの店舗も店内は広々として気持ちよく、ベーカリー、チーズ、シーフード、肉類、お惣菜、コーヒーなどのセクションに分かれており、自然に優しいオーガニックの食材、食品が綺麗に並べられ観ているだけでも楽しくなる。カフェにはサラダバー、ホットバー（アジアン、インディアン、ラテンなど）寿司バー、サンドウィッチバー、ピザバーなどが設けられており、店内と外にも席を設けている店舗が多く、その場でヘルシーな軽食、ランチを楽しむこともできる。　また日替わりメニューや朝昼晩とメニューが変わるのも嬉しい。

　食品以外ではボディケア製品、サプリメント各種、オーガニックコットンTシャツ、また種類は少ないが本や音楽CDの取り扱いもあり、店内を見て回る楽しみも倍増する。日本でも近年注目を浴びているオーガニックの美容製品John Masters Organic/ジョン・マスターズ・オーガニックの製品も沢山揃えており、日本よりも安価で手に入ると観光客の方にもお土産として人気が高い。その他にも女性が好むオーガニックの化粧品やキャンドルなども品揃えが豊富なのでお土産探しに是非お勧め。

　Whole Foods, Whole People, Whole Planet. (自然食品、健康な人々、健全な地球）をモットーとするこの会社はアメリカの大手経済雑誌フォーチュン社による「アメリカで一番働きたい会社100」にも毎年ランクインするほど働く人にとっても理想の場所になっているこの優しい空間に旅行でアメリカを訪れる皆さんもぜひ触れてみてはいかがだろうか？

　ラスベガスストリップにも店舗を構えており、ベラージオやプラネットハリウッドなどが立ち並ぶストリップの中心部からバスで南へ30分程行ったところにあるショッピングモール　Town Square/タウンスクエア内が近場。Town Square内にはアバクロやホリスター、H&Mなどの人気ブランドも立ち並んでいるのでブランド品目的ついでにWhole Foods Marketでのお買い物も是非お勧め。買い物後のバス移動が大変な場合にはタウンスクエアからタクシーを拾ってホテルに帰るのもアリ。道路の混雑状況にもよるが$20あればストリップの中心地までは戻れるので比較的環境客でも足を運びやすい。