人工的な街、ラスベガスから車で30分程のところにある大自然。
ラスベガスはぐるりと周囲を山に囲まれている。
95号線を北上する事凡そ30分でスプリング山脈のMt.チャールストンへの入り口に到着できる。
いくつかの峰が連なるこの山は最高標高が3600m以上もあり、実は結構な高さの山だったりする(富士山が約3800m)。
山道の入り口に砂漠の樹木ジョシュアツリーが点在しているのだが、いつの間にか道路わきには針葉樹の森が広がり、気温はどんどん下がっていき、真夏でも森の中はひんやりと肌寒い。
急激な標高差で耳がツーンとしてきて、ついさっきまでの煌びやかなネオンと熱気がうその様だ。
森の中には可愛らしい木造のロッジや教会、おしゃれな別荘なども連なって避暑地村ができている。
トレイルは色々ありレベルに応じて楽しめるが、短くても結構急な坂を登るので油断は禁物。
隣の峰の頂上は約3000m級のスキー・スノボー場。
ここの駐車場から眺める星空は、空気が清明な為とても美しく、まさに満天の星空。
これらの峰をつなぐバイパス道路からの眺望は素晴らしく、キャンプ場もある。
四季がないと言われるラスベガスだが、Mt.チャールストンには美しい四季が存在している。