コンサート情報

　オーディション番組で一躍人気を博し、今では世界的なアーティストへと成長したシンデレラガール　ケリー・クラークソン。今年2012年は既にラスベガスのPalms Hotelでも単独ライブを成功させており、今回はThe Fray/ザ・フレイとのコラボレーションでラスベガスのファンを魅了する。

　4月3日にパームズホテルで行われた単独ライブでは事前に全てのチケットが売り切れるなど、依然として高い人気を誇る彼女が今回タッグを組んだのは、『How to save a live』や『Over my head』などのヒット曲で知られる4人組ロックバンド　The Fray/ザ・フレイ。ケリー･クラークソンとは昨年シカゴで行われたコンサートでサプライズ競演を果たすなど、以前より親交がありファンからの強い要望もあって夢の様なコラボレーションが実現した。

　今回は7月21日のワシントン公演を皮切りにロサンゼルスやカナダにも回る全29公演の北米ツアーの一環としてラスベガスでも公演が予定されている。ラスベガスの会場となるのはCosmopolitan Las Vegas/コスモポリタン･ラスベガス。現在アメリカで大ヒットを記録し旋風を巻き起こしている若手バンドFun./ファンやFoster the People/フォスター・ザ・－ピープルなど旬なバンドの公演も決定している、今もっともホットなホテル。今年の夏はさらにコスモポリタンから目が離せない!

　 　 　 　

　「Crazy」などのヒット曲を生んだGnarls Barkley/ナールズ・バークレイのメンバーでもあり、近年はソロとしてもヒットチャートを賑わせるなど、広く若者の間で人気を誇るCee Lo Green/シーロー・グリーン。一見怖いその風貌で繰り広げるおちゃめなパフォーマンスと幼少時よりゴスペルで培ってきた絶対的な歌唱力には以前より定評があり、数々の受賞暦を誇る。2010年に発売され自身最大のヒット曲となった「Fuck You!」では念願の全米チャート1位を記録し、全米だけでも500万枚を売り上げ、ラジオのランキングでも25週連続トップランク入りするなど桁外れの支持を獲得した。またタイトルにもなっている歌詞の内容が公共で流せるものではないため、サビの歌詞を変更した「Forget You!」バージョンもリリース、こちらは全米で放送されている人気ミュージカルドラマ　Glee/グリーでもカバーされさらに幅広い世代からの支持を得るなど大ヒットを記録し、今年のスーパーボウルでもパフォーマンスを行い一躍国民的なアーティストとへとステップアップした。

　そんなCee Lo Greenがラスベガスにて長期公演を行う事が決定し、会場となるラスベガスストリップのリゾートホテル　Planet Hollywood/プラネット・ハリウッドより発表された。公演は今年2012年8月29日にプレミアを向かえ、その後12月まで28公演を予定。現在プラネットハリウッドでは元プレイメートのHolly Madison/ホーリー･マディソンが主演を務めるPeepshow/ピープショーが連日公演されており、Cee Lo Greenの公演はピープショー終演後の23時から開演という新しい時間帯で行われる事になる模様。

　ショーの全貌はまだ明らかにされていないものの単なるCee Lo Greenのコンサートではなくラスベガスならではのショーガールが登場したり、一部にはミュージカルを取り入れる演出もされるなどエンターテイメントの街ラスベガスならではのパフォーマンスが期待出来る。Loberace Presented by Cee Lo Green/ロバラーチェ･プレゼンツ・バイ・シーローグリーンと名付けられた今回の公演は派手なコスチュームプレイで人気を博し50年代に活躍したLiberace/リベラーチェを文字ったもので、その名に劣らぬ派手なパフォーマンスになりそうだ。

　チケットの発売は現時点ではまだ始まっておらず、発売開始日もまだ発表になっていないが今年の夏以降にラスベガスを訪れる人にはまた新たな楽しみが1つ増えることは間違いない。

　 　 　

　『DSW』ことDesigner Shoe Warehouse/デザイナー・シュー・ウェアハウスとは1991年、オハイオ州に第1号店をオープンして以来、現時点で全米40州に320店舗以上を運営する靴の専門店であり有名ブランドのディスカウント靴やバック(靴がメイン)など扱っているお店。その平均売り場面積は実に600坪、そこに並ぶ靴は常時2万足以上もあり、その殆どが有名ブランドのものときてはブランド大好き、靴大好き、掘り出し物お大好きな女性にはたまらないお買い物スポット。

　取り扱っているブランドはClarks/クラークス、Madeen girl/メイディーン・ガール、Coach/コーチ、Ugg/アグといったものからCole Haan/コール・ハーン、Gucci/グッチ、Prada/プラダ、Ralph Lauren/ラルフ・ローレン、Jimmy Choo/ジミー・チューといった高級ブランドに至るまであり、その他にもNine West/ナイン･ウエストやDSWのオリジナルブランドでもあるKelly&Ketie/ケリー&ケイティなどのバッグも取り揃えている。

　男女、そして子供用靴の他にもハンドバックやアクセサリー、ソックス、スリッパ(男女)、レギンスなどが見やすく配置されている。　サイズ表示はほとんどの商品がアメリカサイズなので事前に自分のサイズを調べておいた方がいいが近年は日本でもアメリカサイズで販売されているものもあり、ブランドによっては国別の表示になっている物もある。例えばアメリカサイズ5.5は日本の23Cm、また欧米人は日本人に比べて足の大きな人も多く女性用コーナーでもアメリカサイズ11(27.5Cm)なんて大きなサイズまであるので、日本ではなかなかサイズを見つけられない女性にとっては嬉しい限り。

　さらに店内奥には一年落ちや時節外れ商品のクリアランスコーナーがサイズごとに設けられており、こちらも要チェック。すでに値引きされている値札に さらに赤、青、黄色、緑などの割引シールが張られており、シールの色によって20%、30$、50%、なかには75%なんて割引シールも張られていることもある。

　もうひとつ、最後に注意点としては買い物のスタイルが若干普通のお店とは違い、サイズは自分で探すというセルフサービス形式という点。サンプルとして棚の一番上にその商品(靴)が値段とブランド名とともに飾られている。その下にずらりと箱に入った靴がサイズ別に積み上げられている。ほとんどの場合そこにあるサイズがストックの全てという場合が多いが、どうしても諦めきれない時は店員さんに聞いてみるといいかもしれない。また店内のあちこちに椅子と鏡が設けられているので、自由に試着も出来る。何箱も積み上げて吟味している地元民と一緒になって、旅行者の方ものんびりお気に入りの靴探しをしてみるのも旅行の楽しみになるかもしれない。

　この『DSW』がラスベガス市内には2店舗と、隣町のヘンダーソンにも1店舗を出店している。どの店舗もフリーウェイを利用すればストリップから20～30分程度で訪れることができる距離なので自らレンタルカーを借りてお出かけするアクティブ派、旅慣れた方などには特にお薦めの買い物スポット。またどの店舗も野外型ショッピングセンター内に位置しており、North Rainbow店/ノース・レインボー店がある同じショッピングセンター内にその他に家電製品の大手Best Buy/ベストバイ、GAPの姉妹店として人気を誇り日本にも今年2012年末に上陸予定のOld Navy/オールドネイビー、トイザラスの赤ちゃんバージョンBabysrus/ベイビーザラス、ベッド用品やキッチン用品などを専門に取り扱ったお店Bed Bath and Beyond/ベット・バス・アンド・ビヨンド、更にはマクドナルド、Applebees/アップルビー、Tony Roma's/トニー・ローマなどの飲食店も入っているので有意義なショッピングを楽しむ事が出来る。


※取り扱いブランドは店舗や時期によっても異なる場合がありますので、紹介させて頂いたブランドは一例です。
　

　スパ内はシーザーズパレスのテーマでもある古代ローマをもとに、ローマ帝国時代の公衆浴場を再現したプールエリアを中心に、サウナやスチームルーム、カップル専用デラックスルームやシャワーマッサージの体験できるトリートメントルームをはじめ、全51室を完備。スパで使用される水はミネラルをたっぷりと含み、美肌効果はもちろん、ヒーリングパワーにも溢れているのだそう。

　こちらのスパの中でも特筆すべきは『Arctic Ice Room/　アークティック・アイスルーム』。北極をイメージした美しいドーム状の室内は、ブルー系で統一されたガラスタイルに囲まれ、特別な仕掛けで天井から雪を降らせます。静かに舞いおちる雪はとても幻想的。室温は約13℃に保たれ、キリッとした冷気でほてった体を静め、心も体もリフレッシュ。毛穴を引き締める効果もあるとか。ラスベガスで室内降雪が体験できるのは『Qua』のみ。他では体験できない不思議な空間をお楽しみください。

　また、美しい輝きを放つスワロフスキー・クリスタルを使用した『クリスタル・ボディ・アート』は、単なるボディ・アートにあらず。アートを最大限に引き立たせるよう、トリートメントで入念に体を磨き上げたあとに、施されるというもの。彩りあふれるクリスタルは、胸元や肩口、背中に上品でゴージャスなきらめきをあたえます。ディナーは大胆な勝負ドレスとクリスタル・アートで決めて。

　なんといっても珍しさの極致は、催眠セラピーコース。体重が気になる方のためのウエイトコントロール・コース、ストレスリリーフ・コースやゴルフ上達コース、禁煙コース他、個人のニーズに合わせ、興味深いコースが数々用意されています。

　そしてトリートメントの合間には、ぜひティーラウンジへ足を向けてみて。こちらでは、飲み物専門のティーソムリエが控え、あなたの好みや気分にぴったりのドリンクをセレクト。まさに至れり尽くせりのサービスです。

　『Aura-Soma/　オーラソーマ』シリーズ、『Chakra/　チャクラ』シリーズといったスピリチュアルな体験が楽しめる各種コースもあり、『Qua』の魅力はまだまだ語りつくせません。百聞は一見に如かず、なによりも一度ご体験あれ！

　

　自身の名を冠したロックバンド『Santana/サンタナ』の中心メンバーとして数々の賞を受賞し、世界的なギタリストとして現在も活躍するカルロス・サンタナ。そんな彼が自らのバンドを率いてラスベガスのMandalay Bay/マンダレイ・ベイにて常設の公演を行う事がこの度発表された。

　『An Intimate Evening With Santana: Greatest Hits Live – Yesterday, Today & Tomorrow』と題された今回の常設公演はマンダレイベイに併設されているライブハウス　『House Of Blues/ハウス・オブ・ブルース』にて今年2012年の5月2日よりスタートする。ハウス･オブ･ブルースはシカゴやアトランティックシティー、ダラス、ボストン、ロサンゼルスなど全米に展開するライブハウスで、ラスベガスのハウス･オブ･ブルースでは過去にあの宇多田ヒカルやシンディ･ローパー、ボブ･ディランなど数々の大スターが公演を行ってきたまさにライブの殿堂。

　サンタナと言えば2010年より度々ラスベガスのHard Rock Hotel/ハードロック･ホテルのコンサートホール　Joint/ジョイントにて公演を行ってきたが、今回はラスベガスのストリップへ場所を移し、ジョイント(収容人数4000人)よりも規模の小さいハウス・オブ･ブルース(収容人数1500人)での公演と言う事で臨場感の溢れるライブは今年の注目。

　2012年5月2日に初日を迎え、その後凡そ2年間で全80公演を行う予定。2012年の公演日は既に発表され、チケットは2月28日より発売が開始される。今年65歳を迎えるカルロス･サンタナがラスベガスの新天地にてどのようなパフォーマンスを行うのか早くも期待が高まる。

　 　

　1970年代のデビューより今までに1億枚以上ものCDせーするを記録するなど、世界的な知名度を誇るロックバンド　Eagles/イーグルス。グラミー賞も受賞した「いつわりの瞳」や今もなお衰えぬ名曲として幅広い世代から支持され続けている「ホテル･カリフォルニア」など、その他にも名曲は多い。

　1982年には解散し活動を休止するが、その後12年の時を経て再結成。ライブでは相変わらずの高い人気ぶりを見せつけ、2007年に発売された久しぶりのアルバムは全世界で爆発的なセールスを記録するなどデビューから40年ほど経った今でもその人気は凄まじい。

　今回イーグルスがラスベガスに登場するのは2010年4月以来と実に2年ぶり。今回も会場はエンターテイメントの街ラスベガスにあり、常に新しいエンターテイメントを提供するエンターテイメントの殿堂MGMグランドに決定。昨年2011年には約7年ぶりとなる日本ツアーも成功させており、今後も60代のメンバーが織り成すイーグルズのサウンドから目が離せない。

　 　

　マフィアの存在なくして今のラスベガスは存在しない。と、まで言われるほどラスベガスの発展にはマフィアが大きく関与している。実際にバグジーの愛称で知られるベンジャミン・シーゲルはラスベガスの開発推進者として1940年代にフラミンゴホテルを完成させるなど、ラスベガスの礎を築いた一人でもある事はあまりにも有名。

　今でも「カジノで大勝するとマフィアに狙われる・・・」「ラスベガスは市とマフィアが裏で繋がっている・・・」「ラスベガスのタクシーはマフィアの会社・・・」などなど今でもラスベガスにはマフィアにまつわる都市伝説も多く存在する。もっとも一般人からしてみれば全く縁のないマフィアの世界ではあるものの、近年そんなラスベガスの礎を築いたマフィア達にスポットがあてられている。

　そもそもこの新名所の名前にもなっている”Mob”とはマフィアやギャングを指す言葉で、Mob Museumとはまさにマフィアの博物館なのである。このMob Museumはラスベガス市が中心となって長年開発を進めてきた事業でもあり、何よりもラスベガスの前市長でありそれ以前はマフィアに関する案件を多く取り扱う弁護士でもあったOscar Goodman/オスカー・グッドマンが推進してきたラスベガス市の一大プロジェクトでもある。ラスベガスの前市長がマフィアの弁護士を勤めていた事自体がまさにラスベガスらしいが、そんなマフィアなくしては現在の華やかなエンターテイメントシティー　ラスベガスが存在していなかったのもまた事実。

　2011年3月30日にはトロピカーナホテルにMob Experience/モッブ・エクスピリエンスと言う名のMobをテーマにしたアトラクションがオープンし、今回オープンしたMob Museumはラスベガスでは2つ目となるMobをテーマにした博物館になる。トロピカーナホテルのMob Experienceに関しては現在、親会社が破産したため別会社に経営が移り、リニューアルオープンを予定している。

　マフィアの歴史はラスベガスの歴史でもあると、凡そ42億ドルを投じて建設された今回のMob Museum。ラスベガスだけではなくアメリカ中からマフィアの資料を集めたアメリカ一のマフィア博物館として停滞するラスベガスの経済を救う手がかりになるのではないかとの期待もされており、昔も今もラスベガスにとってマフィアは無くてはならないビジネスパートナーなのかもしれない。

　

　古代ハワイ王族より伝わる伝統あるハワイアンジュエリーはハワイのお土産としても人気が高く、その独特の模様には大切な人への思いを込めたメッセージが込められているとも言われています。可愛いデザイン、ファッション性が人気を博し、いまではハワイだけではなく日本や世界中に広まり大切な人へのプレゼントやお守りとしても大人気のハワイアンジュエリー。そんなハワイアンジュエリーを専門で取り扱っているのが本店をハワイに構えるLONO/ロノ。

　雑誌やテレビなどでも取り上げられ、多くの芸能人が通うお店としても有名です。そんなLONOがラスベガスにも出店し、ハワイより取り寄せたLONOオリジナルのハワイアンジュエリーがラスベガスでも購入できるとあって世界中の観光客からも大人気。こじんまりとした店内には日本人の従業員もおり、英語が苦手な方でもお土産やラスベガスならではの商品を気軽に購入できます。

　 　 　

　ギャンブルの街ラスベガス。近年ではエンターテイメントやグルメ、大自然観光なども楽しめる一大リゾートとして老若男女、言葉や国籍を問わず世界中から観光客が訪れています。しかしながらやはり”ラスベガス＝カジノ”という方程式は今もなお健在。

　全米が熱狂するアメリカ3大スポーツの野球、バスケットボール、フットボールは勿論のことアイスホッケーやテニス、サッカー、競馬、ボクシングなどの格闘技までがラスベガスではギャンブルの対象になっており、勝敗が付くものであれば殆どがギャンブルの対象になっているといっても過言ではない。その他にも驚くものではテレビ番組のダンスコンテストや、ミスユニバースの世界大会、そして今回ご紹介する映画の祭典アカデミー賞などなど、ここまで来ると流石はラスベガスと言わざるを得ない。

　今年2012年のアカデミー賞は2月26日(日曜日)に例年通りハリウッドのコダックシアターで予定されており、すでに全てのノミネート作品が発表されています。アカデミー賞とひと言で言っても短編ドキュメンタリー映画賞やメイクアップ、衣装デザインなど数え切れないほどの部門に分かれているので、実際にギャンブルの対象にされているのは作品賞、主演男優賞、主演女優賞などの主要数部門でしかないが映画好きの人には堪らないひと時が味わえるかもしれない。

　今回ノミネートされている作品とその倍率は下記の表どおりですが、オッズは常に変動しておりアメリカ製作者組合(PGA)やゴールデングローブ賞の結果などを参考にして算出されているようです。またカジノによってはアカデミー賞自体がギャンブルの対象になっていなかったりするところもあり今回はWynn/ウィンホテルのオッズを参考までにご紹介致しました。

　 　

　近年はパワースポットとして日本でも知名度が急上昇中の町セドナ。未知なるエネルギーが放出されるといわれているボルテックスがセドナには4つ存在しています。セドナが観光地として日本で注目され始めたのはここ2，3年ですがアメリカでは長く観光地として有名な場所でもあり多くの芸術家が集う町としても知られています。

　セドナの町にはギャラリーやパワーストーンなどを取り扱うお店が多く、またあのウォルト･ディズニーやジョン・ウェイン、ニコラス・ケイジなどの著名人が別荘を構えていた町としても有名です。日本では軽井沢の様な土地柄と形容される、まさに別荘地です。

　そんなセドナで行われるマラソン大会も今年で7回目を数えます。このセドナマラソンはSedona Chamber of Commerce/セドナ商工会議所が主幹となり2006年より毎年2月に行われています。今年は2月4日の土曜日に開催が決定しており、42.195kmを走るフルマラソンからハーフマラソン、10キロ、5キロと4つの種目に分けられ一般の方でも参加が可能です。

　セドナマラソンの特徴としてその広大な大自然の中を走る事ができ、途中で舗装されていないコースを走るので記録を目指したりするのには向いていないものの絵画の様な大自然の中で走る喜びを味わう事が出来るマラソン大会です。